日本の青
炭手前と点心の懐石が終われば後入です。
床の掛物が花に変わり、花は竜胆に水引
この二つともドイツに元々あった花ではないのですが、こういう半日陰でよく育つ植物はドイツで好まれます。
特にリンドウは今ではスーパーでも鉢植えで売っているくらいメジャーな植物になりました。ドイツ語ではJapanischer Herbstenzianと呼ばれていますから、多分日本に由来しているのでしょう。
秋にリンドウを見ると日本で学生だった頃、秋の学園祭の茶会で蔓リンドウが使われていたことを思い出します。(田舎にあった大学なので大学の裏手の茂みに自生していた)
濃茶は点前は正客のみを練り、次客以下は各服の点出し
その後に薄茶と続きました。
薄茶の干菓子は吹き寄せの雲平、胡桃とイチジクの寒氷
エストニアの木の器にのせて
吹き寄せはもっと色々候補があったのですが、今回はこの形に落ち着きました。雲平の葉は今の私ではここまでが限界、次はもっと本物を観察してから作らねば。
それにしても今回の茶会は希望者が三分の一しか参加できず、本当に残念でした。(涙)
今までどんなに恵まれた環境でお茶をしていたのかを日々痛感しています。