エレガントな曲線
今週に入って急に寒くなってきたドイツ。
この冬の最後のひと踏ん張りでしょうか。
それにしてはせいぜい-5℃~8℃くらいまで、それ以上は下がらず。
(この辺りでは寒い時は-15℃くらいになるのが普通)
おまけにお天気が続いて青空も多く、乾燥してカラッとしているので過ごしやすいのです。
なんだか不思議。
今週初めの朝、菜園に行くと池の水が白く凍っていました。
凍っていない部分は池の一番深い部分。
温度差が関係しているのでしょうがいろいろな氷の表情に思わず見とれてしまいます。
すりガラスみたい
石や植物を抱えて凍ると
何かに似てると思ったら
ああそうか、曲線が枯山水っぽく見えるんだ
お茶室のある公園も一面白い霜
せっかく顔を出してきたのにね。
頑張れ~
冬の茶庭は相変わらず地味な感じですが
野点席の芝生はうっすらの白
近づいてみると霜やら雪やら氷やら
お茶室の中にも雪
・・・じゃなくて氷餅
蓬入りの道明寺、粒餡の「下萌」
蓬味のものを食べると「春が来るな~」としみじみしますね。
この道明寺粉は京都のお米で作ったもので、もっちりと美味しい。
やっぱり日本人、お米の味に幸せを感じます。