気が付けば秋
最近PCからよくモーリス・ラヴェルを聞いています。
CDも持っているのだけどすぐに「コレ」を探し出せるネットはやっぱり便利ですね。
ラヴェルに初めて出会ったのはドイツで友人がプレゼントしてくれた「String Quartet F major」
今でもこれが一番好きかも。
面白かったのは15歳の娘がこの曲を初めて聴いた時「??」と、凄く不思議な顔をしたこと。どうしてか尋ねたら「今までこんなの聴いたことがない」からだそう。
ウィーン・フィルハーモニーのBolero/ボレロ
Gustavo Dudamel氏、いい感じです。
しかしボレロって何回聞いても不思議な曲。
なんかこう、毎回分かっているのに同じ様に気分が乗って、毎回同じところで感動してしまうという…オチが分かっているのに水戸黄門をついつい最後まで見てしまうのと似ているというか。
で、また「もう一回」とか聴いちゃうの。(笑)
もう一つ、ボレロと言えばこのお方
2015年のSylvie Guillemが最後に踊ったボレロ。
いや~、やっぱり凄いですね。
「根源」を感じさせるようなしなやかさと強靭さ、そして何よりも「カッコいい」。
現役の時に観に行っておけばよかったなあ。
音楽もバレエも初めて「ボレロ」知ったのは小学生の時にテレビで観た映画「愛と哀しみのボレロ」。(邦題に時代を感じる。。。) その時は子供すぎてよくわからなかったけれど、今30年以上経ってようやくたどり着いたと思うと不思議な気がする。
蔦の写真はうちの近所にあるDöhrener Turm
初めに建てられたのは14世紀頃。
中世では交通や軍事上でのポイントになっていたらしい。
ここのところハノーファーは雨が多くてこの日もポツポツの雨。
お月見にはやっぱり晴れて欲しいものです。