熱々がおいしい
二月の中旬に北ドイツのAsendorfにある臨済宗岡山曹源寺の別院、北欧山曹源寺から「ふろふき大根と出汁巻き卵を教えて~」とのリクエストがあり、小さな精進料理教室をしてきました。
メニュー:
・稲荷ずし
・ふろふき大根+練り味噌
・出し巻き卵
・ドイツ牛蒡の胡麻和え
・豆腐の味噌汁
・粒餡
・生八つ橋
・味噌
接心の際には約80人が集まる施設なだけあって、大きな庫裏なのです
・・・で、出汁巻き卵
リクエストの多いメニューの一つですが「むちゃくちゃ柔らかい生地をまとめる、
おまけに箸で」というハードルの高さが逆にドイツ人のチャレンジ精神にメラメラに火をつける模様
あー、ちょっと液を入れすぎよ~
丸いフライパンで四角くまとめる技を開発
箸とヘラの二刀流、テンションが上がります~
ちなみにこの出汁巻き卵に全員が格闘中、メキシコに滞在中の原田老師からWhatsAppで連絡が。住職の正恵さんがネット中継したりして大いに盛り上がったのでした。
そしてその後、皆でお稲荷さんを詰める
どっさり出来ました!
デザートの八つ橋は生地を薄く延ばして
こういう「きっちり測って作る」のってドイツ人に向いてるかも、やっぱし
お待ちかね試食タイムと
暖炉のそばでお薄とデザートタイム
生八つ橋はシナモンが入っているのでドイツ人には受け入れられやすいですね。まさにZimtマジック。
・・・って、まだまだ終わりません!
さらに9Kg分の味噌作りスタート(希望者のみ参加)
味噌作りの「神様(餅マシーン)」降臨
味噌を玉にして
ばっしんばっしん容器に打ち付ける
「美味しくな~れ~」
なんとか時間内に全工程終了
今回は時間がなかったので麹があまり準備できず9Kgしか作れなかったけど、来年は20kgくらい作りたいなあ。その次は40Kgで倍々、、、とか?
この味噌作りは別に頼まれたわけではなく、勝手に自分が押しかけて作って置いて帰っています。「何で?」と言われても困ってしまう。もともと自分の中にある「自分の作ったものを誰かに食べさせたいビョーキ」のなせる業です、たぶん。(^^;)
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