雲の上
今年の初釜は例年通りKubusで二日間、翌週に郊外の別の場所でもう一日、合わせて三日間の開催になりました。
こちらはKubus
最初の二日間は暖冬の影響で暖かくてお天気もよく、本当にラッキーでした。
今年の待合
・・・・・・・柳がやっぱり短かったか。
柳は長い方がエレガントで風情がありますね。
それでも餅花はやっぱり好きです
くみ出しは白湯で六瓢
席入後に挨拶、そして点心
五色膾と鴨雑煮、お酒は新潟の「越乃寒梅」
他に八寸や重箱詰など
主菓子は干支の「申」
とらやさんのお菓子からデザイン拝借。
とらやさんは「赤い顔」ですが、私は「・・・」の方に。
でもやっぱり顔の方がよかったかなーと思い、翌週は顔にしてみました
うーん、やっぱり顔の方が良かったか。
こっちの方が(ドイツ人には)わかりやすいかも。
軸は曹源寺原田正道老師の「松樹千年翠」
花は寒芍薬とWinterschneeball
袱紗のお猿さんは、去年広島の護国神社で娘が十三参りをした際に「干支神籤」で家族全員のを持ち帰った中の一つ。我が家には一人、年男がいます。
ちなみにこのお猿さんは神籤が入っていたので下に穴があり、ちょうど練り香を入れるのにピッタリな大きさなんですがちょっと・・・ね。(^^;)
濃茶の後は薄茶の大福茶
今年の干菓子は
日の出と富士山
富士山の寒水をビミョーに失敗しちゃいまして。(それでも使う)
欲しかった温度計が手に入らなかったので勘で温度調節しましたが、甘かった。。。シンプルな材料のお菓子はてきめんに出来不出来がわかりますね。反省中。
皆さん交代でお茶を点てていただきます
薄茶の頃にはやはりほのかに薄暗くなり始めて
今年も無事に初釜を迎えられたことに感謝。
茶会の中でもやはり初釜が一番(準備が)大変なのですが、回を重ねるごとに生徒さんも要領がわかってきて私も随分楽になってきた気がします。
また来年の初釜まで皆さんがどのように成長されるのか楽しみに、私もどのあたりを改良すべきなのかをいろいろと考えながら、今年も「お茶のスタート」です。
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