あなたの尊敬する人は誰ですか?
最近はあまりこのブログで原発関連のことを書いていませんが、いえいえ毎日ちゃ~んとぬかりなく。(ええ、しつこい性格ですから)
毎朝まず起きたらフクイチで働く原発作業員のハッピーさん
@Happy11311とおしどりマコさん
@makomeloをチェック、その後
きーこさんのブログを読むというのが最近の私の基本のコース。そして水曜更新の
マガジン9。以前はもっともっともっといろんなサイトをチェックしていたけど、今はこれくらいがちょうどいいのかもしれない。それでもじっくり関連サイトなどを辿ればかなりの情報量。
昔フジテレビで「今日のホームラン」って番組があったけど(今もある?)、「今日の福島第一原発作業員」っていう番組があればいいのにな。
「今日は○○で××な作業をしました!明日も上手くいけばいいと思います。」
「今日は○○が上手くいきませんでした。別の方法を考えます。」・・・なんて毎日放送してくれたら日本は変われる気がする。
震災後からずっと、いろいろと情報を集めているとがっかりすることもたくさんあるのだけれども、同時にたくさんの人が「本当のこと」を伝えるために頑張っているのを知ったことは大きな収穫でしたその中には男性もたくさんたくさんいらっしゃいますが、私が特に光っていると思うのは女性の方々。
映画監督の鎌仲ひとみさん、福島原発告訴団団長の武藤類子さん、吉本興業のおしどりマコさん、OurPlanetTV の白石草さん、作家の室井佑月さん、写真家の亀山ののこさん・・・まだまだたくさん!!「日本にこんな素敵な女性がいるんだ」と本当に嬉しかったのです。
彼女達は明確かつ的確な問題提起や状況判断をしながらも、一方ではやさしくて強く、しなやかでまさに「ハンサムな女性」。テーマ的には絶望的なものが多いのに、押しつぶされずにちゃんと向き合い続ける姿勢には本当に頭が下がるし、尊敬せずにはいられません。一見何気なく、豪快に、簡単そうに振舞われているように見えても、いろんな葛藤や悩みを抱えながらの上であることはネットを通しても伝わります。
私が特に好きで秀逸だと思うのは吉本興業のおしどりマコさん&ケンさん
吉本興業の名のとおり、おしどりさんはれっきとした芸人さんです
(from 東京新聞 こちら特捜部 2013/1/3 )
おしどりさんがどうして芸人を続けながらジャーナリストの活動をするようになったのか、という経緯はきーこさんの記事のこちらをどうぞ↓
<1>「昼夜問わず放出してございます」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)
<2>「ちょっと人数が多くないですか?」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)
<3>「いろんなところに良い人と悪い人がいます」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)2013年1月3日の東京新聞「こちら特捜部」の記事にはこうあります
・・・・・・・・・・・
夫婦でネット動画を通じて、東京電力の会見を見始めた。高濃度汚染水に足がつかった原発作業員についての質疑応答にのけぞった。作業員のその後の健康状態を聞く記者に、担当者は「(作業員の)連絡先を聞いていないので分かりません」と言ってのけた。
「どんなやりとりやねん!」 だが、この質疑応答は報道されなかった。大手メディアに不信感が募った。最初は会見の書き起こしをしていたが、それでは飽き足らなくなった。「自分で質問したい」と四月上旬、会見場に足を踏み入れた。
・・・・・・・・・・・・・こうしておしどりのマコさんとケンさんは東京電力の会見へ通い始めたのだそうです。最初は(他の大手報道記者さんから)野次られたり、手を挙げてもなかなかあてられなかったり(これは今もか)、会見から締め出されたりいろいろとあったりしました。
そういうモロモロを乗り越えて今、マコさんの背中からはケンさんが感じているように、すごいパワーというか、オーラを感じます。
鳥取大医学部生命科学科で遺伝子工学を学んでいたというマコさんは会見で(大手報道機関が全く触れない)鋭い質問を連発、原子力安全委員会の担当審議官が「会見に来る記者の中で一番勉強している」と感嘆する程。
相方のケンさんも住民の被ばく線量評価につながるような米国エネルギー省・国家核安全保障局のデータを発見したり会見の書き起こしなど、膨大な量の情報収集と整理をしてマコさんを支えています。
しかし原発作業員の健康管理、フクイチの作業状況、子供の甲状腺検査の問題、汚染水の問題、、、何か問題がやっと大手新聞などで取り上げられるたびに「ずっと前からマコさんが指摘してたよ~~~」と悲しくなる。
前出「こちら特捜部」の最後はこんな風に結んであります
・・・・・・・・
原発に関する活動で、仕事は明らかに減ったという。「原発問題も大切だけど、良い芸があるんだからがんばれ」という先輩芸人の励ましの言葉に泣いた。本当は舞台だけの生活に戻りたい、記事より台本が書きたい。それでも、社会について知ることは、自分の人生に必要なことだと知ってしまった。
「だからみんなで、脱『震災前の自分』、そして脱『震災前の日本』にしなきゃ!」
本当にその通りだ!とつくづく思います。
今までの自分はあまりにも情報に対して無心というか、無知だった。
「与えられた情報を鵜呑みにする」のはもうそろそろ卒業したい。
だって大人だし。(苦笑)
おしどりさんの記事はこちらで読めます↓
★おしどりマコ&ケンの「脱ってみる?」わかりやすくて読みやすいです。
全部重要なんだけど、この二つは特に読んで欲しいと思う。
「
第57回 いわきのママたちと地下貯水槽と作業員の方のお話の件。」
「
第61回 鮫川村の焼却炉の話は『ひどいね』と言って ディナーを食べ続けるのはやめようぜ!の件。」
★おしどりマコ・ケンの脱ってみる?デイリー★DAILY NOBORDER おしどりマコおしどりさんを知ったのは震災後からだったけれど、いつか「生舞台」も見てみたいなあ~。ちなみに舞台衣装でお気に入りはこの二つ↓
あんまり「今風アレンジ着物」って好みでないんだけど(これは舞台衣装なので比べるのもどうかと思うけど)、これはツボです!!マコさんの帯はユニオンジャックで黒のブーツ履き。よいですわ~。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡ おまけ ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ケンさん@oshidori_ken
「今日の嬉しい事!東電会見始まる直前、マコちゃんがぼくに紙くずをポイしてきましてん!」その後でマコさんが
「私が事故メールに対処している横で、な、な、な、何を公表しているのさ!!事故ツィート!!」のツッコミが。(笑) なんてかわいらしい夫婦なんだろうなあ・・・ほんと、大好きです。
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