あっという間の20年
もう先々週の話になってしまいましたが、この4月で私もめでたく(?)ドイツ在住20周年を迎えました。間でチョコチョコ日本に帰っていたりするので正確には20年じゃない気はしますが、まあそれはそれとして。
本当は外でお花見をしたかったのですが今年ドイツでは100年ぶりに寒い3月だったらしく、4月になってもまだ寒いままなので結局外でのお祝いは諦め、家の中でやはり20年以来の友人たちとこぢんまりとした食事会をすることにした。
食事の方は2種類の鍋で簡単にし、その分デザートはちょっと特別仕様
息子と一緒に写っているのは若き洋菓子職人Rくん。
(彼のお母さんと私、3歳しか年が違わないことが判明。。。ひゃ~。)
ハノーファーの某老舗ケーキ屋さんで修行中なのですが、今回無理を言って息子と一緒に「スペシャルケーキ」を作ってもらいました。
最初はお花見のつもりだったので、「色はピンクと白が基調、あればいちごも」というのが私の出したオーダーでした
組み立ても一緒に
中のクリームはカスタードとバターが半々のクレーム・ムースリーヌです
こんな風に生地や中身のクリームの作成から組み立てまで、ちゃんとプロの人について見れるのはプライベートならではですね。遠い昔、私が高校生の頃に母親がホテルの洋食のシェフに頼んで自宅でケーキ作りを習っていて、私もそばで見ていたことをこの時忽然と思い出しました。(今まで忘れていた)
子供の頃にプロの仕事を間近に見ることは何であれ、いいことかもしれませんね。
それにしてもクリームのナッペ作業、「風炉の灰型」のエッジの作り方と全く同じでちょっと笑ってしまいました。でも灰よりクリームの方が柔らかいから楽かなー、どうだろう?
そして完成、じゃーん!!
職人Rくん的には多分現代風にシンプル、シャープな飾り付けになる予定だったのですが・・・子供たちがどんどん勝手にいちごを置いていってしまい(汗)、それに合わせてちょっと「盛り気味」な出来上がり。でも子供たちは大喜びでした。
最後にRくんと記念撮影
息子にもいつか「彼女に手作りケーキ」な日が来たりするのかしら。(違)
その後このケーキは大絶賛と共に、瞬く間になくなりました。
めでたしめでたし。
次はどんなケーキがいいかな?
大人の
オペラケーキなんてうっとりかも~。
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