一万年先の人類への責任
国会事故調・聴取スケジュール:
5/19(土)細野剛志 原発担当相(非公開)
5/27(日) 枝野幸男 前官房長官(現経産相)
5/28(月)菅直人 前総理
5/29(火)佐藤雄平 福島県知事
ここ最近は時間がある時に国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(長い!)、約して「国会事故調」の文字起こしや中継動画を少しずつ見るようにしています。(道理で家が片付かない・・・)
黒川委員長による公平で適切なジャッジメントと野村弁護士による怜悧な指摘は月刊FACTAが掲載した「
テレビ番組より面白い黒川国会事故調」の記事のタイトル通り、緊張感のあるやり取りは思わず息を止めて見入ってしまう程。
*
事故調委員会の過去の映像・記録一覧
*
再稼動について、鋭い指摘
4月18日国会事故調 第9回委員会 原子力安全・保安院長 深野弘行氏
*
4月18日国会事故調 第9回委員会 文字起こし
5月14日国会事故調 第12回委員会では、東京電力株式会社 勝俣取締役会長が参考人として出席しました。その答弁の中で明言を避け、責任を社長や部長に押し付ける勝俣氏、、、福島代表・大熊町商工会会長の蜂須賀委員が一生懸命感情を抑えた声で、「
あなたは一体どこの会長ですか?」と発言したのがなんともやりきれなかったです。
*
OurPlanetTV 国会事故調に東電・勝俣会長〜「当事者意識なし」あらわに
第8回委員会での黒川清委員長のコメントの中にはこういう一文がありました。
私は、原子力の安全に責任を持つというのはどういうことなのか、当事者にその理解と覚悟があるのかどうか、核エネルギーをマネージするとはどういうことなのか、一万年先の人類に責任を持つとはどういうことなのか、という視座をもって、調査に臨みたい。
「一万年先の人類に責任を持つ」・・・この委員会は「責任とは何か」を限りなく問う場所でもある気がします。
調査委員会はネット中継、議事録公開、英語同時通訳で配信と可能な限りオープンに行われていることにとても好感が持てます。
この動きが阻害されることなく6月まで続いてほしい。。。そしてここで協議された内容が国会できちんと扱われるように祈るような気持ちです。