大漁大漁
後入りに入り、釜と水指等の道具が登場。
花は今年どうしても使いたかった柳、とチューリップ
相変わらず花が花入れに見事な負けっぷり (ふ)
本当はアマリリスを入れる予定だったのにどうしても葉っぱの付いたものが見つからず。綺麗な赤に惹かれてチューリップに決定しましたが、来年はもうちょっと考えなきゃなー。
日本にいたら椿とかつくばねと水仙とかもう「ドンピシャリ」な組み合わせがあるのですが。。。ドイツは今年は雪の影響でなかなか花の種類が集まらず、毎回泣きどころです。しくしく。
再度席入りの後、濃茶が始まり
大福茶(梅干と黒豆と山椒が入る)の薄茶へ
薄茶席のお菓子は桃山の跳ね鯛と笹
普通はお干菓子二種ですが、今年はなんとなく落雁系統が食べたくなかったので(自分が)すり柚子を入れた小さい桃山生地を鯛の落雁の型に入れて焼いてみる。
しかしこれだけではどこから見ても
「鯛焼き」に見えるのでもう一つ何か・・・と考えていたら
吉野さんのところで美しい笹の上生菓子を発見。「よ~し、シマシマの笹に決定!!」とテンションが上がり、雲平生地で作ってみました。
テンションが上がった割にはあんまり綺麗に作れなかった。。。うー。一応
練りきりで笹の葉作成の本を見ながら作りましたが、どうやら生地の分割分量と配置と形成を(要するに全部)間違えた模様。でも作るの自体は楽しかったです。これは七夕にもイケるかも。
でも3年くらい後だわ、きっと。
今年は参加者の着物度もぐぐんと上がり、目にも楽しいお正月でした
また来年も多分ここで初釜になるかな?
こういう風に「一から作っていく」お茶事は達成感があってなかなか楽しい。
こういうのも「お茶の楽しみ」の一つかな。。。などと最近考えるのでした。
*おまけ
夜の特別席
本当は写真よりもっと暗めでいい雰囲気でした。
着物はおとなしめの訪問着
帯はフツーの金地のもの
近代的な空間だったので古典的で地味目(でない?)にしてみましたが、もっとはっきり個性のある着物でもよかったかも。着物もお道具と同じで「その場で合わせてみないと解らない」部分があるような気がします。
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