秋から冬まで大活躍
今回のお稽古では私にしては珍しく小紋を着てみました。自分が着用するのは今まで無地か江戸小紋が多かったので時折生徒さんから「そういう着物でないとお茶ではダメですか?」なんていう質問がよくあり、「正式なお茶会でお点前さんで無い限り、浴衣でなければ何でも良い」とこれまたテキトーに答えておりました。
うう、写真がボケボケ。。。
ちなみにこれ、洗えます~。ありがたやありがたや。(違)
お茶会でお客さんになって見ている場合、派手な小紋では目がチラチラしてお道具がよく見えないのは確か。まあ喩えれば着物は「料理の乗っかっている皿、もしくはテーブルクロス」の役目をする訳で一応の全体の調和はあった方がいいのでしょう。
でもここはドイツだし只でさえ着物を着る機会が少ないので、自分の好きなものを着たほうが着物の楽しさは大きくなるんじゃないかとも思います。
さて今回の茶事稽古、二日目では偶然皆さんどこかに菊の模様が入っていたので私一人でハイテンションになり、嬉しくなって激写してしまいました。(笑)
まずは豪華絢爛、ザ・訪問着
渋めの小紋
可愛い鴛鴦の入った帯は初おろし
扇の中にちょこん
シックな緑にピッタリの赤が映えます
トリはわたくし、20年ぶりに締めた黄色の塩瀬でした~
着物がくだけた雰囲気の場合、帯で調和をとらないとどんどん「遊び着」になっちゃうんだなあ・・・というのが今回の着物を合わせてみた感想。格の高すぎる帯は合わないし。。。この小紋で白地にさらっと書の入った帯を合わせてみたら、「えーっと、どこの小料理屋さん(料亭ではない)で待ち合わせしましょうか?」みたいな感じになって自分でも可笑しかったです。
久しぶりに締めたこの塩瀬の帯、仕舞う時チェックしたら何とところどころにシミを発見してガーン!「いつまでも永遠にそのまんま」なんてことはないのよねえ、
着物もお肌も。ああ、ちゃんとメンテナンスしなきゃ。(両方とも)
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