ケーキっぽい
ドイツはもうすっかり秋たけなわ・・・でなくて「晩秋」な雰囲気になってきました。今日も朝は1度しかなくて寒い寒い~。お茶室の水屋の前の楓も散り始めています。
先週末はお茶室にちょっとしたドイツ人と日本人のお客様がいらっしゃったので、今年春に作りそびれた少し手の込んだお菓子を「秋バージョン」にして作ってみました。元レシピは
T調理学校ネットサイトより拝借。
白浮島地にココアを混ぜて蒸し、流し缶で強引に押し切り。端っこを味見してみると砂糖を加えなかったのに(元レシピでは加える)かなり甘味が強く感じられてビックリしました。
雑にやったんで割れてます。(汗)
浮島地三枚と小倉羊羹地を重ねていきます。
なんかケーキ作ってるみたい。
そして練り切り吹き寄せ
色をぼかす作業を初めてやってみたんですが、やっぱり難しい!ラップを切らしていたとかアクシデントが重なり、たったこれだけに何時間かかったかは内緒。
お菓子1つに対して葉は2枚までに決定。しかしこれ、羊羹地を作る時も砂糖の量にビビって半減したのにもかかわらず、ガッツリ甘かったです。
お軸は上田流当代お家元の「清閑」
お花は白の秋明菊
お天気が悪かったので、明るい色を着ました。オレンジの色無地に紅型の帯。
着物でも帯でも紅型は大好き。着ると元気が出るような気がする。
お客様が帰られた後は、他の生徒さんも交えて通常稽古に突入。
練りきりも余っていたので、焼印のバリエーションを作ってみる。
これは赤系の紅葉重ね。ぼかしに・・・なってないか。
出来れば
こーんな装束衣装の色合わせを作ってみたい気がするのですが、技術と根気が伴いません。
最後に緑系のイチョウ。「ぼかし」ではなく「筋筋」な仕上がり。(ふ)
でもこの系統のお菓子は本やネットで見ると一般的に「練り切り」ではなくて「こなし」を使っているんですよね。
「こなし」は・・・一度作ってベタベタになったトラウマが・・・
再チャレンジするべきか否かただ今考え中です。
にほんブログ村