コゲコゲ勢揃い
10月の茶会では干菓子に柚子マカロンを使いました。
干菓子にマカロンを使う、という考えは結構前からあったのですがなかなか実行には至っていませんでした。
今回チャレンジしたのは干菓子にウサギが欲しかったから。
ちょうど娘がチョコレートのマカロンに挑戦しては失敗を繰り返していた頃で、それを見ていた私も作ってみたくなったのもありました。
しかし実際作ってみると・・・
いや難しいのなんのって(^_^;)
メレンゲと混ぜた生地の状態、絞った形、乾燥、焼く温度と時間の全てが揃わないと「それらしき」ものにはならないのだと思い知らされる。
いや~、これは大変だ。
ちょうど大量の卵白が手元にあった時だったのでひたすら作り続けていたのですが、なんとなくそれっぽくなってきた時に卵白終了。茶会まで時間もないし、(まだ焦げてるけど)真ん中のそれでいくことにしました。
中のクリームはホワイトチョコレートと生クリームでガナッシュを作り
韓国の柚子茶で柚子フレーバーを付け
白餡を投入
カスタマイズ特典としては菓子器や他の干菓子と大きさを合わせられること
(枝豆が虫に見えなくも・・・)
焼印が入れられることなどがありますね
そして無事茶会デビューとなりました
ホワイトチョコのガナッシュと白餡は半々くらいの割合
洋菓子をお茶で使う場合、「和なんだか洋なんだかよくわからない」感じなのが好きなのでちょうどいい感じでした。
しかしマカロンってつくづく面白いお菓子だと思います。
焼いた生地だけではネチネチして美味しくなく、クリームを挟んで水分が生地に移行し、生地の内側がしっとりしてクリームと一体化して初めて美味しくなるという・・・これを考えたフランス人ってやっぱり凄いわ。
お茶の干菓子の重要なポイントの一つに「食感」があると思うのですが、マカロンはその点は三重丸を付けてもいいくらいですね。
もうちょっとオーブンと仲良くなって茶色いマカロンで無くなったら(^_^;)、他のフレーバーのマカロンも試してみたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・
最後に息子が描いた月夜の絵など
焚火のそばでギターを弾いているウズラの図。
なんでウズラなんでしょうね?(笑)