お世話になってます
ここ数年、ドイツで八重桜の季節になるとそわそわ。
それは開きかけの花の蕾を塩漬けにするようになったからで、今年も少量ですが仕込むことが出来ました。
手作りするようになったのは自分で作ったものの方が発色が綺麗なことに気が付いたから。
左が手作り、右が日本で購入したものです
(注:それぞれ一年前に仕込み・購入)
桜の時期は花粉症で糖質制限をしている時期でもあり、あまりお菓子を作るモチベーションが上がらないのですがそれでもいくつか桜のお菓子を作っています。
今年は浮島と練りきりで「花曇り」
浮島に練りきりを乗っけると何となくケーキっぽくなりますね。
こういう時の練りきりは柔らかい方が美味しいのですが、成形し辛い。。。(-_-)
最近になってなぜか浮島ブーム到来してます。
米粉と小麦粉の割合をいろいろ変えてみたり。
このバージョンも多分こしあんと蜜漬け大納言で作った方が美味しいし綺麗なのでしょうが、面倒くさい時間がなかったので粒餡使用。
今年はもう一つ、この八重桜の葉を塩漬けにチャレンジ
今まで何度かドイツの普通の桜(大島桜ではない)の葉で試してみましたがあまり上手くいかなかったのです。
でも花の塩漬けでは上手くいった八重桜の葉だったら?
桜葉の塩漬け大量生産の理由(下心)は桜餅の葉の為でもありますがもう一つ、このお菓子も作りたいから
塩漬けの桜葉を塩抜きし、クッキー生地(ラング・ド・シャ生地+アーモンドプードル少々)を塗り付けて焼いた「桜チュイール」。
仲良しのブロガーさんのところで見つけ、ずっと作ってみたかったのです。
このお菓子は壊れやすいし多分これだけを食べるのではなくて、パフェとか皿盛りデザートの添え物的に使われるのでしょうね。
クッキー生地が厚いと魚の干物の様にも見える(笑)
パリパリの食感に桜の芳香とかすかな塩味、これはかなり美味しいです。
ただ個人的には日本で売っている塩漬けの桜葉よりはもうちょっと小さい大きさの方がいいような。
…となると自分で作るしかないんですが。
しかし今のところ仕込んだ八重桜の桜葉はあまり香りがしていない様子。
うーん、やっぱり難しいのかなあ。
今年の一時帰国で大島桜の苗を買って持ち帰ろうか、悩ましいところです。