大人の火遊び
この冬もまだそんなに雪も降らず、気温が下がっていないハノーファー。
それでもマイナス2,3℃まで下がった先々週の週末には菜園のご近所さんと集まって焚火をすることに(家人が)決定。
ドイツ人(男性)の焚火好きっていうのは相当だといつも思う。
一年中、とにかく火を見るのが好きらしい。
もちろんその片手にはしっかりビール。
いつだったかドイツのブロガーさんの写真を見ていて笑ってしまったのは、旦那さんが暖炉の火を見ながら一人でビールを飲んでいる風景。
「ああ、どこも同じなんだなあ」と。
さて菜園到着。
これで夕方6時半くらい
もちろん目的は焚火だけなワケなく
同時にノルウェーサーモンの「ハリツケ・火炙りの刑」執行
この炙りサーモン、最近のドイツのクリスマスマーケットの屋台料理としてよく見かけます。数年前からクリスマスマーケットに行く度に、家にいる約一名がジーッっと屋台をガン見していましたが、最近になってご近所さん(もちろん男性)と意気投合、「やろう、やりたい!」となった次第。
ほんとは木の釘で止めるんですけどね
ま、日本料理でも魚は焼き串打つんだからいっか
サーモンに火が通ったら、ライムを絞って
レタスやマヨネーズ系のソースと一緒にサンドイッチに
味はまあ・・・フツーでした
子供たちはエンドレスでマシュマロやグミを炙ったり
しかしさすがマイナスの世界、焚火にあたる部分以外は寒い!!
なのに嬉々としてビールを飲み、ワインを飲み、マティーニを飲み…と元気いっぱいの北ドイツ人。
瀬戸内海気候からやってきた日本人は負けますってば。
私も昔の様に「アルコール、いくらでもどんとこい!」ならまたノリが違って楽しいんだろうけどなあ。
アルコールが入らなくても元気いっぱいなのは若い証拠
子供たちがおもむろに池の氷をはがして遊びはじめたり
こんな素敵な彫刻を発見
グダグダ過ぎて、11時近くになってようやくお開きに
焚火の消火には池の大きい氷をのっける(水道は止めてあるから)
しばらくして火が消え周りの氷が落ち、「おお、これは面白いぞ」とおもむろにランプ投入
寒いけど雪も氷も少ないこの辺りではつい家に籠りがちなのだけれども、こうやって思い切って外遊びするのは案外いいことなのかもしれない。
でも次のこういう機会は絶対コタツをセッティングしたいなあ。
ドイツで手に入るもので作れそうなのでいろいろ試してみたいと思います。