いろいろ思い出す
9月の初め、たまたま立ち寄ったハノーファーの大型園芸店で杜鵑/ホトトギスの鉢を見つけました。
この園芸店は秋明菊や泡盛升麻、黄蓮華升麻や水引などドイツではマイナーな植物の鉢も販売しています。
今回は大きな鉢でホトトギスを見つけ、嬉しくなって思わず購入。
(お値段は8€位、日本円で1000円前後かな)
自分の記憶にあるホトトギスよりなよなよと繊細で儚い感じです。
こんな青い色のものも!
調べてみると花が先端についているので「台湾ホトトギス」の様子。
日本の種はもっとがっしりして葉の間に花が付いていますよね。
この夏実家に帰った時に見たホトトギスはもっと元気いっぱいで茎も太かったので、全然印象が違います。
そういえば昔祖父母の家にずっと一か所ホトトギスの咲く場所があったなあ…山茶花の植え込みの下のあたりで、いつも花が咲くのを楽しみにしていました。あの場所を知っていたのは多分家族で私だけだったような?そういう自分が今でもまだお茶をしているんだから「そういう傾向」はやっぱりあったのかも。(当時一応兄妹全員お茶はやっていた)
ドイツでは桜の木の下にやってきました~
お茶室では名残の槿と一緒に
短冊は松江華蔵寺吉元玄進住職「喫茶去」
お月見のお菓子は「玉兎」でした
着色した白餡の羊羹を使いましたが、和三盆を入れたら味が柔らかい感じになってビックリ。
素材の力は偉大です。