こればっかりは、いかんとも
先週の日曜日、お茶室のあるシュタットパークで恒例の夏祭りが行われました。
お天気であれば洗心亭の横に設置してある芝生の野点席で立礼の茶会を行うはずだったのですが・・・
開催14時からドンピシャリで見事に雨!!
泣く子とお天気には本当に勝てません。(涙)
当日雷雨注意報が出てはいたものの、それはここ数日毎日のことで「少し降ってはまたお天気」を繰り返していたので皆あまり気にはしていなかったのです。しかしバケツをひっくり返したような雨、それも長い、となるとやはり野点は諦めざるを得ませんでした。
子供たちは土砂降りが一時間以上続く中、着物を着ているので身動きができず、加えて何もしない「待機」の状態にだんだんシビレを切らしてきて、「帰りたい」「つまんない」のぐずぐずが始まってしまったり。(8歳の息子より12歳のプレ思春期の娘の方が大・大迷惑)
こういう時、自分の子供を茶会で使うのは間違っているんじゃないかと思う。だけど習い・慣れるためには経験を重ねなければいけないし、かといって他の生徒さんに迷惑なのは困るし、ジレンマはいつも大きく。。。注意、又は辛抱強く相手をしてくださった生徒さんにはひたすらひたすら感謝あるのみです。
雨が小降りになって急遽、前側の障子を取り払った茶室でのデモンストレーション
外からの点て出しも
茶会の後半、ちゃっかりしている娘は早々と逃亡してしまいましたが(怒)、息子は一応最後までお手伝い。この先一体どうなるんだろうなあ。。。
茶室の軸は上田宗箇流十五代上田宗源宗匠「山是山水是水」
花は矢筈薄、とらの尾、下野、山薄荷、琉球月見草
香合は蛍
今回はしっかり反省会を企画しているし、改めてこれからの茶会のあり方を考え直す機会になりそうです。
にほんブログ村