あんず 甘いか 酸っぱいか
6月に入って初夏らしく天気が安定してきたドイツ、マーケットやお店の店先では苺やさくらんぼ等の地元の初夏の果物が並ぶようになってきました。
イタリアやトルコ産の桃やネクタリン、杏などが店頭に並び始めるのもこの頃から。
今年は杏が出回り始めたらちょっと試してみたいものがありました。
まずはルバーブと杏に砂糖を少し加えて電子レンジで加熱
一度漉してからさらに加熱したペーストを使用した
ういろうの青梅です
梅じゃなくて、桃に見える
(ふ)
素直に白餡で作っても良かった気がしますが、ネットで「ルバーブとアプリコットで梅ペーストもどきが出来る」と見かけ、「じゃあ梅餡もできるかな?」と作成。しかし食べてみると確かに「フルーティで酸っぱい」けど「梅」じゃない、やっぱり。(笑)
海外で梅の替わりにアプリコット、杏で梅干を作る人がいるというのはよく聞きます。確かに形はとても似ているんですけどねえ。。。梅は英語でJapanese apricotだし。杏自体はあまり味のハッキリしない、ボンヤリとした味のものが多いし、酸味も梅には到底及びません。
なんとなく不完全燃焼な気分が残ったので、この際杏のお菓子を作ることに
わかった?
杏のペーストに梅酒を加え、白餡に練りこんでういろうで包みました。つや消しの片栗をかけると結構本物っぽく見えるので、ちょっと遊んでみたり。袋は杏を買ったときのものです。
お稽古では
*子供は先週から早々と浴衣です~
ドイツのお皿がしっくりくる感じでした
こういう本物に似せて作る、具象的なお菓子って本当に苦手なのですが、たまにチャレンジしてみると楽しいですね。今度は桃ペーストで白桃を作ってみようかな?
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