家内安全 開運吉祥
今年もやってきました
Kubusの初釜
ドイツでは新年の後まだしばらくはマーケットがお休みだったりするので、今回は1月の二週目にご案内です。
去年好評だった餅花に、今年はお正月のお飾りをくっつけてみました
達磨、鯛、独楽、瓢箪、打ち出の小槌・・・等々
今年その下にいらっしゃいますのは
つるりとしたニューフェイスのイケメン君
これは昔、娘が日本の某所で頂いた「トントコ獅子舞」というおもちゃなのです。
真ん中のボタンを押すと笛の音が流れ、獅子が太鼓をたたいて演奏
「村の鎮守の神様の~」でおなじみの村祭りを初め、「一月一日」「お正月」等、お正月の曲が入っています。ちなみにうちの子供たちは散々これで遊び倒したおかげで、本物の獅子舞は見たことがありませんが、この中に入っている曲のタクトは完璧に取れます。(笑)
獅子の演奏でまずお白湯
そして席入り
今回は長く病気で体調を崩していた生徒さんが、何とリハビリ施設から退院2日目で初釜に参加されたので迷わず「萬々歳」の軸にしました。本当に良かった。。。
折敷の向付はサーモンの砧巻、お椀はお雑煮です
四つ椀懐石にするかギリギリまで悩んだのですが、やっぱり点心にすることにしました。そして今年は餅マシーンがフル活動していますので、当然焼餅でお雑煮。今回鴨が入手できなかったので、最近ドイツで流行っているホロホロ鳥を使ってみました。(これが結構美味しかった)吸い口には日本から持ち帰った柚子。
そして松葉黒豆とキスの八寸と続き、煮しめや赤飯の入ったお重
お酒は富山の「銀嶺立山」、小さいのは飲めない人用の生姜葛湯
ほの暗いお茶室も悪くないのですが、明るい座敷での開放感は冬のドイツでは何よりのご馳走なのかもしれませんね。
後半に続きます
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