葉っぱいろいろ
ここのところドイツは強い風の吹く日が続いています。
ドイツでも秋に野分のような風が時折吹くことはあるのですが、まるで日本の台風の様な風が、それも連日吹き荒れるのはあまり普通でないかも。
久しぶりのお茶室も落葉の海の中
ドイツに帰って初めてのお稽古では主菓子はういろうの銀杏、干菓子の代わりにきなこ入りのココアクッキーを使いました。
クッキーは子供たちのおやつのチョコマフィンを作っている途中でふと思いつき、生地を少し取り除けてきな粉ときび砂糖を大量にプラスして作ったもの。テキトーに作ったので、テキトーな味。やっぱり「丁寧さ」というのは味に出ますねぇ。
しかしバター系統の入ったお菓子はやっぱりお茶室には合わないかな。
そういうお菓子を持ってくると茶室いっぱいに油っぽい「匂い」が立ち込めるような気がする。
茶室で香を焚く時は反対にいろんなものが消えていって空間が広く、深くなっていく気がするのだけれども・・・
ちなみに菓子器は今年のフランス旅行中に購入したもの
多分ボンボン入れか何かだったのでしょうね、ちょっと松っぽいデザイン。
そんなに古くも無いけどそんなに新しくも無いもの。(なんだそりゃ)
どうやらこれくらいの年代のぽってりしたものが自分は好みらしい。
いろんな町のガラクタ屋やアンティークショップに行くのは好きだけど、「お茶」を考えながらなのはあまり好きではなかったのです。だけど今回は素直に「あ、これお茶にいいかも」と思えた出会いでした。
ようやく自分の好みのベクトルが定まってきたのかもしれないなあ。
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