あ これは花じゃないか
ここのところのドイツのお天気は散々で、ほぼ3週間連続の雨・雨・雨。
ただでさえ冬に曇天が多い北ドイツで春になっても初夏になっても「太陽が出ない」のは精神的にかなり辛い。。。
半年以上毎日長袖の服を着て、上着を羽織って、暖房のスイッチを入れていると一体今は何の季節なのかわからなくなる。
それでも外の植物を見ていると、こんなに雨なのに、こんなに寒いのに、ちゃんと葉を茂らせて花を咲かせ、散らし、実をつけ始めているなんて本当にすごいと思う。
茶室の前に落ちていたカスターニエンの花
今年は雨で早めに落下してしまった様子
スノーボール
芝生の上では
桐の花が散り始めていました
桐の花はお茶関係でよく文様を目にすることはありますが、実際に咲いているのを見かけることはあまりないような?ドイツでも育つというのが(おまけにエライ大きいし)ちょっとビックリです。
葉っぱは一緒に出ないみたいですね
花は淡い淡い紫でぱっと目を引くことも無く、清楚な感じでした。
最近落ちてしまった花弁や葉が妙に気になる。
年齢的に、自分とかさねているのかもしれない。(笑)
散ってしまった後は土にかえるだけなのだけれども・・・
ふと「Segen/祝福」という言葉が頭に浮かぶ。
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日本ではもう夏日のような暑い日があるそうですが、こちらの気温は只今12℃前後。(涙) 蒸したものや焼いたもののほうがしっくり来るので、先日のお稽古は久しぶりに桃山にしました。
銘は「薫風」
中は白餡ですが、抹茶餡でも面白いかもしれない。
お稽古の生徒さんと「薫風」っていうより「やませ」とか「寒風」って感じですよねー、と笑いあう。ああ、本当に「薫風」が感じられるお天気が早くくればいいんだけどなあ。
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