ふと空を見上げると
ここ数日、ドイツではお天気が続いて胸のすくような青空が広がっています。
明るい日差しに誘われてクロッカスの花やチューリップの芽が次々に顔を出し、色がなくて地味だった地表がにわかににぎやかになってきました。
庭の木々も、久しぶりにお日様を浴びて気持ちよさそう
松、白樺、ライラックに桃
嬉しくて何度も何度も空を見上げていると、ふと「何かの気配」に気が付く
それは初め「ん?」という程度のものだったのだけど、だんだんだんだん大きくなって、迫ってくる感じ。大きい建物に囲まれているので、どの方向からなのかもわからない。
・・・と!!
現れたのは、なんと鶴の群れでした
カタカタ、カタカタ、という固いものをこすり合わせるような、独特の感じの音がします
私のカメラではここまでが限界
Grauer Kranich、クロヅルですね。
私の頭の上が気に入ったのか(笑)、何度も何度も旋回を繰り返してくれました
鴨とも白鳥とも違う、エレガントな飛び方
そして何処へと
私がドイツで鶴を見かけたのはこれで二回目、前回も飛んでいる姿でした。
その時は少し郊外にいましたが、かなり低空飛行で頭上を通り過ぎてビックリした記憶があります。もちろん日本で野生の鶴を見たことはありません。
偶然カメラを持っていたので初めはパシャパシャしていましたが、ファインダー越しだけでこの風景を見るのがだんだん勿体無くなり、、、途中でカメラを仕舞い、不思議な光景にただ見とれていました。
なんだかとても嬉しかったです。
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