お願いはどこへ?
七夕のお茶会が終わった後に、お茶会で使った笹と自宅の笹とを近くの川に流しに行きました。
ダラダラムードの子供と私をせきたてて、「流しに行こう!!」と張り切っていたのは実は私の夫の方。しっかり彼の頭の中に日本の年中行事がインプットされているようです。(笑)
まだうっすらと青空が広がる夜の8時半
その空が水鏡に綺麗に写っていました
娘のお願いは「算数がじょうずになりますように」
息子は「すっこくつよくなりますように」
「国語ができますように」も入れたらよかったかもしれない。。。
お花の付いている方が織姫だそうです(娘談)
川に投げるよ~
と、ここで息子が号泣開始。
「短冊が濡れちゃうよ!壊れるよ!ぐちゃぐちゃになる!ギャー!!」
・・・どうやら「川に行く」意味がわかってなかった様子。
私「川から海に行って天に行くんだよ」
息子「でも濡れちゃうよ」
私「そうしないと神様のところへ行かないよ」
息子「ぐちゃぐちゃになるよ!」
私「ぐちゃぐちゃになったら土になって神様のところへ行くよ」
息子「そうしたら読めないよ!!」
私「神様は読めるよ」
息子「どうやって!!」
6歳児と延々、日本の神仏論を議論する羽目に・・・
「家で流さない短冊をもういっかい書こう」と、何とかなだめて笹流し決行
ぽちゃん
そして何処へと
どこまでが現実で、どこまでが現実でないのかわからないような水鏡の空の上を流れていく笹を見送りながら、不思議な気持ちになる。
神様は案外こういうところにいらっしゃるのかもしれないなあ。
しかしとりあえず、算数
と国語のお願いは叶えてもらいたいと思う、ハハなのでした。
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