ねじねじ付き
休みボケの頭に容赦なくやってきました今年の初釜。
去年に続き、
こちらの会場をお借りしての開催です。
今年は余ったスペースを利用して、腰掛待合を端っこに作ってみました
縦長の軸が欲しいな。。。
来年は煙草盆もあったらいいかも
写真はありませんが今年はここで汲み出しを出しました。
中身は白湯ではなく常温の水。
夏の休暇で
フランスのルルドから持ち帰ったルルドの泉の水を使用
(写真は教会横の水汲み場)
効用はともかくこの水自体、とてもおいしいお水なのですよ~。
多分私が今まで飲んだ中で一番美味しいです。
似たような有名な水はドイツにもあるらしいので、毎年いろいろ試してみても楽しいかもしれません。
・・・そして席入開始
軸は上田流十六代お家元の「春在一枝中」
時折春の様な日差しが差しこんで、新春らしい雰囲気になりました。
今年は趣向を変えて香所望からスタート
例年は懐石から始めていましたが、なんとなく物足りなく感じていたのです。
香道具は私が持ってたものでなんとか代用 (多分専用の盆がいるハズ)
ボカシを入れたいような灰が入っていますが(汗)、温かい目でお願いします。。。
香炉の灰を入れたのは何年ぶり?
煙草盆の火入と違って小さいので冷めやすく、なかなかベストの温度の状態で出すのが難しかったです。持っていた香炭団がなぜか着火せず、煙草盆の炭使用。
香は2年前に亡くなられた生徒さんが遺して下さった沈香「松の戸」
しばし彼女の思い出話にも花が咲きました。
香所望の後に懐石を始めました
今年のお椀は粟麩饅頭
(金箔を入れる余裕が無かったのが悲しい)
中身は鴨が入っています
そして昆布と黒豆の八寸、煮しめの炊き合わせの後に・・・
どどーんとお出ししたのはこちら↓
ドイツのLachsforelle 、ニジマスを使ったマス寿司です。
去年、初釜をここでしている最中になぜか「来年作ろう」と思ったんですよね~。
そういうのが最近多いです。
「スシケーキみたい」と、ドイツ人に受けてます。ふっふっふ。
後半へ続きます
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