ドキドキしっぱなし
冬草や
つわものどもが
夢のあと
・・・・と、何かいてるのか自分でもよく分かりませんが(笑)作ったのはこれ↓
グラニュー糖と水あめ(日本のスーパーの)と水で作った有平糖の千代結びです
私自身は有平糖は別に好きでも嫌いでもどっちでもないかな?上田宗箇流の相伝の茶事では必ず京都の亀屋伊織の打ちものと有平糖の松葉を使うのが決まりで、食べた記憶といえばそれくらい。ただ食べる度にホロリと崩れたり、カチカチだったり、ネチネチだったり状態が違うので不思議には思っていました。(私の管理が悪かったのかもしれませんが)
「作りたいな」と思い始めたのは去年の今頃、今年の初釜で使おうと思ったのがきっかけです。今年の初釜では
結局違うお菓子にしましたが、「いつかやってみたい」という気持ちはずっとどこかにありました。
そのうちこのブログでもお付き合いさせていただいている、松江にお住まいのensyuuさん主催のお菓子教室で(講師は
福泉堂のchoppeさんです)千代結びを作られている動画を見ていたら・・・もうもうたまらなくなり勢いで作って見ることにしたのです。
最初の配合は
こちらから、レシピの半分の量で作りました
飴の保温ランプはうちにあったドイツの
Rotlichtlampe(医療用赤ランプ)使用
樹脂加工のフライパンに飴を流し込み、シリコンゴムベラである程度の熱までひたすら混ぜ、その後はラテックスの手袋でもみこみました。着色した後に手袋は外しましたが、熱さは以外に大丈夫。もともと私の手は熱さに
鈍いあまり敏感ではないせいもあったかも?(ちなみに私に料理を教えてくれた先生は天ぷら油の温度を指で測っていた人である)
調子に乗ってこんなものまで作る
飴バラはきっとまた違う配合なのでしょうが、これは楽しい!
はまる人の気持ちが分かった気がしました。
しかーしなんとか形になって浮かれていたのもつかの間(涙)、後日更に半量に減らした砂糖200gで配合を変えて作るとコチコチやボロボロに糖化して、まあ出来ないの何の。。。(2枚目と3枚目の写真) やっぱり素直に水飴入りで作るべき?それとも最初の出来がただ単にビギナーズラックだった?うーんうーん。
ちなみに材料は同じでも、こんなに状態が変わる↓
失敗例が出来ても嬉しくない。。。
来年の初釜まであともうそんなに時間がない中、安定した有平糖が作れるのか?
やればやるほど、だんだん自信がなくなってきた今日この頃なのでした。
***おまけ***
「どーすんのこれ?」と化した飴を食べるドラゴンの図
いやしかし、この砂糖本当にどうしましょうね。。。
にほんブログ村