夢の中にいるような気がする
今年はなぜか雨が多くて風の強い北ドイツの12月、お茶室のある公園の植物はもうすっかり枯れてしまいました。なんだかさみしい。
空も朝からどんよりしていて、まさにgraue Suppe (灰色のスープ)。
午前か午後か、今は一体何時なのかふっと分からなくなったり。
太陽の光の体内時計が冬になると狂ってくるのかな。
気持ちの調節が大変です。
人気のない風景に一人でいるとなんだか不思議な気持ちになる
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お茶室では午前でも蝋燭を灯すようになりました。
軸は上田流当代の「閑事」
花はいいものが見つからなかったので丸葉の柊とヤドリギ
ヤドリギは雰囲気が面白いですが入れるのが難しい。。。ヨーロッパではお守りにするなど古くから神秘的な力を持つと信じられてきたそうで、この時期のクリスマスの飾りにもよく見かけます。
そういえば源氏物語の中に「宿木」がありましたね。
平安時代にも髪に差したりと、名前が知られていたということは結構メジャーな植物だったのかもしれない。しかしどこから入手していたんだろう・・・?京都の山中あたりでも見かけるのかも。
お菓子は「田舎屋」
煙突を付けたらドイツっぽくなるかな。(笑)
久しぶりにアジアショップでサツマイモを見かけたので、白餡と半々で練りきりにしてみました。中はこしあん。後日シナモンを上に振ったバージョンもドイツ人には受けがよかったです。
最後にあまったサツマイモで焼き菓子など
卵黄とみじん粉を適当に混ぜ、紫芋フレークと2色に分けて丸めて焼いたもの。
仕上げに卵黄を塗って黒ゴマを振って焼いて完成。
これは作った当日より次の日のほうが美味しかったです。
こちらで入手するサツマイモは風味が薄いので、蜂蜜を入れてもよかったかな。
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