白っていいな
今年は年を越してからあまり気温が下がらず、-5℃から+10℃の間を行ったり来たりしています。気がついてみればお茶室の周りでも、あちこちで既に小さな花が咲き始めていました。
左奥に茶室入り口が見えてます
今良く見られるのは黄色のヴィンターリング、白のスノードロップ
紫のクロッカスもチラホラと見られるように
茶花としては床の間の大きさとのバランスがあるのであまりにも小さい花は入れられない(と思う)のですが、あまりに可愛いので小さな備前の花入にスノードロップとここのところ急速に蕾が膨らんできた桜を入れてみました。
一般的に桜は茶花として入れませんが、色付いてきた蕾などはとてもかわいらしいので私は良く使います。桃山時代には結構使っていたみたいだし。(おまけに籠で)
ちなみに茶花を入れる場合、一種類か二種類入れるのが基本です。(うちの流はね~)それ以上は夏季の籠花入に五種、七種と入れたりもします。
今回はスノードロップが「今」盛りの花、桜は「もう少し先」で咲く花の組み合わせですね。例えば4月頃だったら「椿」と「連翹」で、「名残」と「盛り」を表現したりもするわけです。
お菓子は雪平の「うぐいす餅」
子供が懐紙にとって食べると「とんでもなく」なる典型のお菓子。(笑)
最近は銘々皿でそのまま、の方式にしています。
ドイツにうぐいすはいませんがここのところ明るくなってきたせいか、お茶室でも小鳥の鳴き声が良く聞こえるようになりました。春がくるのはやっぱり嬉しいですね。
おまけ:
その後暖かい部屋に入れていたら、咲き始めた桜
特別ピンクが好きなわけでもないのにどうしてこの色に弱いんだろう。。。不思議
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